岩手県の花火大会

三陸花火大会とは?見どころや観覧席をざっくり解説

花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つに三陸花火大会があります。

そんな三陸花火大会を観覧したいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事では三陸花火大会を主に初めて観覧される方向けに、大会の見どころや観覧席などについてまとめました。

三陸花火大会とは

三陸花火大会は岩手県陸前高田市で開催される花火大会で、概要は以下の通りとなります。

開催時期 例年4〜5月頃開催
場所 高田松原運動公園
打ち上げ数 約10,000発
最大号数 10号玉
担当煙火店 マルゴー
有料観覧席 あり
無料観覧席 なし
三脚利用 可能
Webサイト 三陸花火大会/三陸花火競技大会公式サイト

FIREWORKS株式会社が手掛ける花火大会で、三陸地域から元気と笑顔を届けることを目的に2020年に立ち上げられました。

打ち上げ数は約10,000発、大きさは最大10号玉と岩手県ならびに東北地方の花火大会の中でも有数の規模となっています。

三陸花火大会の特徴

三陸花火大会の特徴はざっくり以下の2つとなります。

  • 美しく迫力あるミュージックスターマインが楽しめる
  • 三陸地方の食や文化を楽しめる

豪華なミュージックスターマインだけでなく、三陸の食など多彩なコンテンツを総合的に楽しめるのが魅力です。

美しく迫力あるミュージックスターマインが楽しめる

三陸花火大会では迫力と芸術性を兼ね揃えたミュージックスターマインが楽しめます。

打ち上げを担当するマルゴーさんで、神明の花火や赤川花火大会といった全国トップクラスの花火大会で打ち上げを担当している実力派の煙火店です。

特に中間色をふんだんに取り入れた花火やLEDを彷彿させる勢いで点滅する時差式発光が、音楽とシンクロして披露される様は圧巻の一言。

超絶怒涛の最先端の花火パフォーマンスに酔いしれること間違いないでしょう。

三陸地方の食や文化を楽しめる

花火だけでなく、三陸地方の食や文化を楽しめるのも魅力の一つです。

当日は三陸の食が楽しめるさんりくフードビレッジや各種イベントが催されます。

岩手県紫波郡紫波町の郷土芸能「佐比内金山太鼓」の様子[2021.10.9 三陸花火競技大会にて撮影]

花火大会が始まる前から各種イベントを楽しむことができるのも三陸花火大会の魅力です。

三陸花火大会の観覧席について

三陸花火大会では複数の有料観覧席が設けられます。

  • パノラマVIPシート
  • エキサイトBOX
  • エリア指定席A
  • リラックスBOX
  • エリア指定席B
  • カメラマン席
  • DRIVE in HANABI

各観覧席の特徴は以下の通り。

パノラマVIPシート 第3駐車場(P3)に設けられる観覧席。全観覧席で最高額だが花火を間近に据えられるかつ手厚いサービスが提供される。富裕層向け。
エキサイトBOX 第2サッカー場に設けられる区画で仕切られた観覧席。花火の迫力を存分に味わえるのが特徴。最大4名での利用が可能。家族やグループでの利用に適している。
エリア指定席A 第2球場内に設けられる観覧席。花火の迫力を存分に味わえるのが特徴。エリア内は自由席。少人数、大人数どちらの利用にも適している。
リラックスBOX 多目的広場に設けられるテーブル付きの観覧席。最大4名での利用が可能。家族やグループでの利用に適している。
エリア指定席B リラックスBOX席の後方に設けられる観覧席。エリア内は自由席。少人数、大人数どちらの利用にも適している。足元が未整備のため悪天候時は注意が必要。
カメラマン席 エリア指定席Bの後方に設けられる観覧席。エリア内は自由席。三脚を伸ばして写真・動画撮影したい方向け。
DRIVE in HANABI 第2駐車場(P2)に設けられる観覧席。車を直接入庫させて花火を楽しめるのが特徴。花火の正面からやや外れるのがデメリットか。
エキサイトBOX(旧称:特別BOX席)外観
エリア指定席A外観
リラックスBOX外観
エリア指定席B外観
カメラマンシート外観

花火を存分に楽しみたい方はエキサイトBOXかエリア指定席A、適度な距離感で楽しみたい方はリラックスBOXかエリア指定席B、写真・動画を撮影される方はカメラマン席がおすすめでしょうか。(カメラマン席以外でも三脚を用いた写真・動画の撮影は可能)

まとめ

本記事では三陸花火大会を観覧するにあたって押さえておきたい特徴などについて紹介してまいりました。

2020年に誕生した歴史の浅い花火大会ですが、大玉花火の迫力と芸術性の高さを味わえるのが大きな魅力となっています。

会場内には複数の有料観覧席が設けられ、花火との距離感や人数構成によって適宜選ぶと良いでしょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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おーわ
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、花火の様子・魅力をお届けしています。